Tuesday, May 30, 2006

だるまさん - そんなあなたに








「日本でヒップホップをやるならば、日本土着のポップスに対する影響を無視するのは嘘だろ」というMCUの真横にだるまさんを置いてみる。すると、「ポップス」を土台として実直なラップをハメ込み、存外キチンと組み立て上げていくMCUの「ヒップホップ」とは逆に、だるまさんはオーガナイズされた「日本のヒップホップ」をクソ丁寧に解体しているようにみえる。丸裸にされた「日本のヒップホップ」の中には「日本のポップス(民謡)」がはだけて恥ずかしそうに横たわっていた、というまるで実体はないのだけど、とても胡散臭い説得力があるモノグラフが浮かび上がる。

ビートの上で楽しげにラップを鼻唄のレベルへ解体していくだるまさんは、ラップをイミテートしようとして歪さが前面に押し出てくる「Jラップ」とも全く異なる面白さを持つ。ヒップホップどころかリスナーからも距離を取りまくり、だらだらと隙がありそうでいて全く無い、やっぱり邪道ラップとしても圧倒的にニュースタイル☆なのである。

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